ワイヤーカット加工について
ワイヤーカット加工について
弊社の工場では、ワイヤーカット加工の設備があります。ワイヤーの線径φ0.25に電気を通し、マシニングでは出せない複雑な形状や精度を出すことができます。但し、全ての素材を加工できるわけではありません。電気を通さない樹脂などの絶縁性のワークは加工ができません。
また、水の中にワークを入れる為、長時間の加工では鉄系は錆びが発生しやすくなります(錆を抑える防錆水を使用しておりますがそれでも完全には抑えることはできません)。
ワイヤーカットの切断面は、面粗度▽▽~▽▽▽まで調整可能で、公差が厳しい穴明けやキー溝、内径の鋭角が必要な時など、幅広い加工ができます。
刃物での加工と比べると切削面は少しくすんだようになりますが、高い精度で加工ができます。
ROBOCUT α-C600iB(FANUC)
こちらの記事では、ワイヤーカットの特徴と加工事例についてご紹介いたしました。
樹脂・金属切削加工.comを運営する株式会社ハンシンでは、広大な敷地を活かして、五面加工機を始め、五軸加工機や複合加工機を保有しています。また、樹脂在庫を常備しており、短納期対応が可能です。
長年にわたり、培ってきた樹脂の切削加工に関する豊富なノウハウ・経験を活かして、お客様が求める機能用途やコストに応じて最適な材質を提案することが可能です。また、金属の加工にも対応しています。
樹脂及び、金属の切削加工に関するお悩みがございましたら、是非当社にご相談ください。