技術提案

こちらでは、止まりのめねじを加工する際のポイントをご紹介いたします。

通常、止まりのめねじを加工する場合、「ネジの有効+ネジ径分」 下穴を深めに入れないとネジの有効深さを確保出来ません。そのため、タップサイズを直径分深く入れてあげる必要があります。ただし、タップ長さはタップ径の2倍を超えると、折損のリスクが大きくなる割にネジ強度（締め付け強度）はさほど上がらないため、不必要に深くしません。

また、出来る限り「貫通可」とすることで、タップ折れリスクを低減でき、裏表の加工しやすい方を加工者が選ぶことができるといった加工方法の柔軟性が生まれます。

＊貫通不可の場合は下穴も考慮してネジ深さを指定する必要があります。