アルミの長尺加工
アルミの長尺加工について
アルミはステンレスや鉄と比較して、比較的切削加工性が良いですが、3mに達するような長尺加工になると厚みや形状によっては歪みやソリ、ねじれが発生します。
そのため当社では、アルミに焼鈍処理を施してから加工を行っています。また、製缶などで反ってしまったアルミ材は、叩いて強制的に反りを直したとしても、機械加工後に反りが戻ってしまいます。そこで、シムで隙間を調整し、加工を行うことで加工後の寸法を安定させています。
当社の長尺加工用設備
当社では、主に下記2種類の設備で大物サイズの樹脂加工を行っています。
1つ目は、縦型マシニングセンター VS10000 です。3m程度の長尺品を加工する際に使用します。
2つ目は、五面加工機 MVR40 です。
4mを超える長尺品を加工する際に使用します。
サイズや形状に応じた最適な設備を有しています。また、アルミ以外にも鉄やステンレス、真鍮などの金属の長尺加工にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。
アルミの長尺加工事例
アルミ大型プレート
こちらは、支給アルミ大板からのフル切削加工を行った事例です。素材板厚に対し、7割以上を削り落とし補強リブ形状を残すというハイスペックな大型部品です。2m以上の大きなサイズ且つ幾何公差要求もある難易度の高い製品でもあり、治具設置から加工手順まで全工程を標準化し、ミスの許されない高価な支給材を正確に手際よく加工を行っております。
アルミの長尺加工なら当社にお任せください!
樹脂・金属切削加工.comを運営する株式会社ハンシンでは、広大な敷地を活かして、五面加工機を始め、五軸加工機や複合加工機を保有しています。
また、金属及び樹脂両方の加工を行っているため、「金属から樹脂」、「樹脂から金属」への最適な材質転換のご提案を行うことが可能です。
金属及び、樹脂の切削加工に関するお悩みがございましたら、是非当社にご相談ください。